眠れぬ一週間を過ごして、再度学校へ。
先生が開口一番、『いや~、かき混ぜるの、大変なんですよ~。お手伝いさんが、毎日めっちゃ頑張ってくれてね~^^』といきなりハードルを上げる。で、作成場所へ。正直コンポストを見るのがチョー怖かったです。(自業自得ですが^^;)
・・・結果、大成功でした
シードコンポストの素作成から、約一週間後。
表面の白いものは放線菌です。菌が十分増えた証拠です。
毎日移動させてくれていたようです。コンポストの上部に見える白いものは、湯気です。
50℃から60℃あります!温泉卵ができたそうです。(勝手に遊ばないでください♪^^;)
白く見えるものは、放線菌です。十分に増えたようです。
さすが高倉先生が開発したシステムです。
案ずるより生むが易し、とはこのことを言うのですね!!!藍レンジャーの悪巧みのせいで“案ずる”ハメになったのですが、まあ無事に生まれて良かったです
(。
で、当初の、失敗してもいいから選んだはずの、「知り合いの学校での作業が、絶対に失敗はできないものになったのでした。(何度も言いますが、藍レンジャーの自業自得です)
シードコンポストと細かくくだいたゴミをまぜ、
虫の大繁殖防止と蓄熱のため、上にシートを被せます。
だから、もう、つきっきりです
連続的に肥料を作成する方法。
「コンポスト作成→かき混ぜる→肥料作成」のローテーション。
作成システムの完成。あとはこの結果を元に、州政府・市役所に
高倉式コンポストの提案を行うのみです。ここまで長かったな~。。。
『藍レンジャーさん、どうもコンポストの様子が変です><
「何があったの?それは、Tidak apa-apa, ya~?^^(問題ないです)」
呼んでおいて一時間待たせる「OK. Tidak apa-apa, ya~?^^;(大丈夫)」
呼んでおいて文化祭のため作業中止に「OK. OK.Tidak apa-apa, ya~?^^;;(大丈夫、大丈夫)」
で、もう一件のRT(町内会みたいなもの)での中規模コンポストの作成の件です。大学の先生が作業小屋と作業要員を提供してくれるそうで、俄然進みそうな話だったんですが、、、
藍レンジャー「一日一回かき混ぜるだけですよ」
ここのRTのIbu-Ibu(主婦達)『毎日は、面倒で~^^;』
「Gitu...OK. Tidak apa-apa, ya~?^^(そうですか、、、問題ないです。)」
「あの先生の家に、生ゴミをもって行くだけですよ」
『でも大学の先生のところへ生ゴミを持っていくのは、、、、恥ずかしくて~^^;』
「Gitu...OK. Tidak apa-apa, ya~?^^(そうですか、、、問題ないです。。。)」
インドネシアのゴミが減るのは、まだまだ先になりそうです♪
(哀レンジャーの戦いは続く。。。)
(任期、残り8ヶ月!!!)
【 こぼれ話4 】
こんなことがあって、藍レンジャーは、ここの学校から随分信頼していただいたようです(彼らは藍レンジャーの「企み」は知らないため。結果オーライです)。以下はある日の、ここの先生とのやり取りです。
『(契約書のようなものを示して)
藍レンジャーさん、ここにサインしてください。』
「えっ?この契約書はなんですか?」
『藍レンジャーと、ここの学校の、環境教育アドバイザーとしての契約です。^^』
「えっ?僕はJICAと契約していて、BPLHDで働いているので、それはちょっと・・・」
『
関係ないですよ!^^』
「特に、何も求められないんですよね?
例えば、時間とかお金とか。。。
名前だけですよね?」
『はい!^^』
「じゃあオッケー。。。」
また、ある時、、、
『藍レンジャーさん、藍レンジャーさん、聞いてください!^^』
「はい?」
『ユネスコから、ジャカルタでコンポストの活動を表彰されたんですよ!^^』
「すごいじゃないですか!」
『ありがとうございます!藍レンジャーさんのお陰ですよ^^』
「ところで、ユネスコは、どうやってこの学校の活動を知ったんでしょうね?」
『・・・それは、ジャカルタのユネスコ大会で発表したからです。
発表の様子は、これです。』
「・・・(そんな発表があったら、前もって教えてよ~。発表内容を見ておきたかったやん)。
す、すごいですね。頑張りましたね!」
『
はいっ♪♪♪^^』
「・・・」
~ ⑤に続く ~