ごはん処(スラバヤ編) |
スラバヤは東ジャワ州の州都でインドネシア第二の都市です。
スラバヤにはおいしいものがたくさんあります。
ナシゴレンやミーゴレンなどのインドネシア料理に少々飽きてきた方、ちょっと風変わりなものに挑戦してみたい方にわたしのスラバヤでのお気に入りのごはん処を紹介したいと思います。
SWIKE GRIS
Jl.Mayjen Sungkono 168A Surabaya
(031)70729054
以前、スラバヤに住んでいたころ、当時の学生たちとよく行ったお店です。
いまでもスラバヤに遊びにいくと学生と一緒に立ち寄ります。
当時、ナシゴレンやミーゴレンなどのインドネシア料理に飽きてしまい、週末おいしいものを求めてふらふらと食べ歩きをしていました。でも、どこに行ってもだいたい似たようなものがでてきたり、おいしくても高くて毎度はいけないようなお店だったりとあきらめていたところ、学生のひとりから「じゃ、今度私のお気に入りのお店にいきましょう」と誘われて行ったのがこのお店との出会いです。Mayjen Sungkono通りのRich Palaceの向かいにあります。
(かんばん)
メニューをみて気がついた方!そうです!このお店はかえる専門店です。
店主は中華系のおにいさんで、学生のいとこです。(ジャッキー・チェン似です。)
(店内)
そのへんのひきがえるを使っているのかとすこし心配になり、店主にきいたところ、食用にするため特別に育てたかえるだとのことです。
(メニュー)
たいてい、何人かと一緒にいくので、Swike Kuah(スープ仕立て)とSwikee Goreng(からあげ)の両方を大皿で注文し、ご飯と一緒にいただきます。
好みは分かれると思いますが、どちらもおいしいです。
Swike Goreng(かえるのからあげ)
「かえる」と聞いてちょっと抵抗のある方は、からあげを試してみてください。
肉は白身でくせがまったくなく、すこし弾力のある鶏肉といった感じです。皮も取り除いてあり、脂身もほとんどなくさっぱりとしています。衣もクリスピーでふつうのアヤムゴレンを食べているのと変わりません。言われなければ気がつかないくらいです。ただし、小骨があるので少し気をつけて食べてください。もともと、軽く塩味がついていますが、好みに応じて、サンバルやトマトケチャップをつけていただくといいと思います。一皿6個から7個で、17,500ルピアです。
(からあげ)
Swike Kuah(かえるのスープ仕立て)
もう一方のスープ仕立ては、ねぎの青い部分、香草のようなもの(何かは不明、今度聞いてみます)、薄切りにしたにんにくなどと一緒にかえるのぶつ切りを煮込んだものです。スープはすこし甘味のあるしょうゆのような風味(ケチャップアシンか?)です。ねぎ、香草、にんにくを多く使って煮込んであるため、肉のくさみがありません。ご飯にスープを少しずつかけながら、かえると一緒に食べるのがおいしいです。どんぶり一杯で、13,000ルピアです。
(スープ仕立て)
このお店を知ってから、すっかりかえるのとりこになってしまった私。お店で食べるのももちろんおいしいですが、なにかアレンジできないかと、パサール(市場)やスーパーで生きたかえるを買っては自宅でさばいて、みそ煮込み(豚汁のかえる版)、カレー、竜田揚げなどにして食べたりもしていました。
みなさんもスラバヤに行く機会がありましたら、ぜひSWIKE GRISにお立ち寄りください。
にほんごきょうし@マカッサル(裏職種:料理レポーター)