JOCV活動真剣語り(ただのグチ大会!?) |
インタビュー: 平成16年度1次隊 オケ隊員
対談者: 平成15年度2次隊 マユ隊員&平成15年度3次隊 ブチ隊員
マユ: ジャンビの専門家の方々は民間の養殖場での養殖研修プログラムに携わってますし私もできる範囲で農家にコイ養殖などのアドバイスや技術指導をしています。
オケ: 日本の農業、水産試験場と同じかな。
ブチ: 僕の配属先はアワビ、オゴノリ(寒天の原料になる海藻)、ハタ養殖の三本柱のもとに業務をしていますが開設してまだ10年も経っていないので、専門学校や大学を出たばかりの若いスタッフが多いので、民間に技術指導できるほどの技術も知識もない、というか肝心の種苗の量産ができていないのが現状です。ただアワビに関しては、インドネシア国内でうちでしかやっていないという強みがあるので養殖業界内ではかなり注目されてますね。うちでの知見がインドネシアのアワビ養殖の普及につながればよいなと思います。あと、うちでは水産高校や大学、他の養殖場から研修生の受け入れや、養殖エキスポなんかでオゴノリアワビ養殖に関する発表をしています。
オケ: ブチの配属先のアワビ・オゴノリ・ハタのように、それらの魚種はもともと地元(民間)で養殖されていたものじゃなくて、国策でまったく新しいものをそこに根付かせようということなのかな。
マユ: コイやナマズなんかはあったみたいだけど、オニテナガエビは新規ですね。私が赴任した頃にはまだ親エビがいただけ。
オケ: ブチのとこはもともとアワビ養殖なかった?
ブチ: まぁ、インドネシアでアワビ養殖自体始まったのが極最近ですからね。養殖はされてなかったけれど、地方では細々と食べられていたようです。オゴノリはもともと任地で養殖されていました。
マユ: オニテナガエビは任地の自然界にも生息しているけど、親エビは価格が高過ぎて、コイやティラピアに比べて普及させるのが難しいかも。それに農家だけで養殖するには技術的に難しいというのもあるし。
オケ: でも、なんでそんな普及効果が望めないものを国営の試験場がやるんだろう?
マユ: 今はまだ普及が難しいけど、種苗生産技術が確立されて量産に成功すればコイやナマズよりお金になりますからね。稚エビの値段はまだ安いし、餌のコストも高くないし。他の魚との混養(注6)も可能だけれど、まだ農家での成功例が無いので、誰もやろうとしなくて。誰かが上手くいけば皆それに続くと思うので、農家にやってみませんかと声は掛けてます。
ブチ: アワビもハタも高級魚、ハタ類は東南アジア各国で広く養殖されてます。それだけ需要があるわけです。政府の役人でも民間業者でもハタ類養殖で一儲けしたいと考えてる人は多いと思いますが、うちではまだ試験的な段階で民間に技術普及云々にまで意識がいってないと思います。エビ養殖のように普及させるにはまだまだ時間が掛かるでしょうね。
オケ: 私が思ったのは、最初ジレンマはなかったのかなって。協力隊(特に一次産業系)って現場の人間と共に 汗水たらして働きながら活動するイメージがあったけど、実際はそういうふうに上から与えられたメニューをこなすだけ、現場との接点が少なかったり。これに関して何か思うところはなかった?
マユ: 私の場合、新卒で協力隊に参加して、オニテナガエビどころか他の魚種の養殖に関する技術も知識も無く考える余裕も無くせかせか毎日活動して、そんな状態に慣れて、余裕が出てきた頃そういうジレンマに陥ったことはありますね。なんのためにオニテナガエビの養殖をするのか、時間も掛かるし休日もない。がんばっても買い手がいない。私としては、少しでもできた種苗を農家に無料配布して、少しでもオニテナガエビの養殖を拡げる足掛かりを作りたいけど、上司はそれまでの経費が気になるらしくてなかなか了承してくれない。上司にそういわれたらどうすることもできない。それをジレンマっていうのか、何で?どうして?ってなることはしょっちゅうでしたね。
オケ: なんのために活動しているのか・・・まぁ、そこに立ち返るわけか、作業がきつくなればなるほど。
マユ: 自分自身で養殖やってるときに同僚2人が付いてきてくれず「なんなの?(怒)」って正直思ったし、「私がいなかったら種苗全滅してるよ。一回全部わざと殺してやろうか・・・」と思ったこともあるし。
全: 「ははははは(笑)」
マユ: 日本人の、しかも養殖協力隊員がついているのに種苗生産もできないのか?って思われるのがいやだったけど、他にも色々な葛藤があったりして適当に仕事しちゃおうと思ったことも多々あります。深夜にまで及ぶ作業に同僚を付き合わせるのは大変だったなぁ。自分としては一応仕事なんだし、最後まできちんとするのが当然(注7)思ってたけど、彼らにしてみれば仕事より家族が大事なわけだし、なにより給料が安い(一ヶ月4~50万Rp)。そんな彼らに残業手当無しで手伝ってとは言いづらい。それが葛藤かな。でも、そんな時やる気を奮い立たせるのは「私のとこででしかオニテナガエビの種苗生産は成功していない」という強み?自慢?ですかね。
オケ: マユちゃんとしては「なんのために?」ってなったときは、「オニテナガエビはここだけ」と考えてがんばって これたわけだ。うちがやらなきゃ誰がやる?みたいな。ブチは?
ブチ: 受入希望調査票の要請には「漁業従業者への技術指導」とあったけど、実際は技術指導云々以前の問題だったわけですわ。でも、スタッフに技術指導、というより一緒に日々試行錯誤の技術開発をするだけでもかなりやりがいはあったね。あーでもない、こーでもないってね。だからマユみたいな葛藤・ジレンマはなかったかな。
オケ: じゃぁ、ブチはスタッフと技術開発することで満足だったと。
ブチ: そうですね。マユのオニテナガみたいに「自分のとこだけ」っていう自負もありましたしね。見学者に「期待してますよ」なんて言われると「おーし、がんばらねば!」って気持ちになるし。うちで蓄えられた知見がインドネシアでのアワビ養殖の礎になるのだと。
オケ: 二人とも任期延長とか考えたことは?
マユ: 前まで延長なんて考えたことないけど、最近になってコイヘルペスの調査が面白くなってきちゃって。任期 は間もなく終了だけど、一旦帰国した後、一般短期でまた戻ってこようかなぁと。ただ、研究としては非常に面白いけど1年間を潰してまでするべきことなのかと考えると、なかなか判断がつけにくくまだ迷ってます。使命感だけで動いてる自分がいる気もするし・・・。
ブチ: 任期延長ねぇ・・・何回か考えたことはありますけど。
オケ: 当初に立てた目標とその達成度はどうかな?
マユ: 正直私、ここに来たとき何をしたらいいか全然分からなかった。目標もなんもない状態。ジャンビの専門家の方々のアドバイスがあってここまでやってこれたと思う。オニテナガエビの種苗生産に関してはまだたくさん問題があるから達成度は低いかな。コイヘルペス耐性親魚育成(注10)は世界的にみても有意義で注目度高いけど、まだ途中段階だから評価はできないかな。
ブチ: 赴任当初はまず、自分がアワビ種苗生産できますよというのをスタッフに知ってほしくて実際にやってみせて、信頼を得ることを目標にしてました。僕もマユと同じように新卒だったので人に指導できるほど知識も技術もなかったので最初は何をしたらいいかわからなかったです。何で俺はここにいるんだろうと悶々とした日々を送ってましたが、ある日、専門家のように技術云々で悩む必要は無く、今の自分にできることをすればいいんだと気づきました。僕は協力隊員であって専門家じゃないんだなと。NTCのころからよく聞かされてたことですが。うちの職場は養殖技術云々以前に整理整頓などの仕事の基礎がなっていないので、経験の浅い僕で も一日本人としてそういうことは指導できるなと。
オケ: そういう自由度の高い仕事っていうのは協力隊ならではだよね。上からの命令だけをやるのではなく、臨機応変にやれることをやる。
マユ: 私もそういうふうに考えたことある。自分は専門家じゃないんだしって。「私って専門家の駒?」って思ったこともあるけど、やれることは何でもやろう思い直して。専門家が動きやすい環境を前もって作っておくことも大事なこと。結果的に現地の人たちのためになるんだし。 初め目標らしい目標は無かったけど活動を進めていくうちに少しずつ見えてきたかな。できないことはできないって言えばいいし、等身大でいればいいんだなと。
オケ: そう考えると、協力隊員、特に一次産業系は2年間で何か結果を出すというのは難しいかもしれないね
マユ: 学歴社会の目で見れば大卒スタッフのほうがそうでないスタッフより優位にいるけど、実際現場では経験 主義みたいなもんもあるし、かといってそれだけでは発展はありえない。両方重要ですよ。私が泥水にまみれて池で作業すると最初皆驚いてました。学歴のある者、ましてや日本人が、と思ったんでしょうね。でもそうすることで同じ立場?で仕事ができるんだと思ってくれて活動しやすくなりました。話を聞いてくれるし、間違いも 指摘してくれる。「次は何をしたらいい?」とスタッフが聞いてくれるようになり、あぁ、これが協力隊の活動なのかなぁと思いました。
オケ: それこそ協力隊って感じだね。成果主義ではなく-成果があるにこしたことはないけど-それ以外、現地 人と共に働くことで得られる交流とかね。赴任してどれくらいで池に入った?
マユ: 6ヶ月目くらいかな。それまでは情報収集。なんでもかんでも人に訊きまくったね。農家に指導に行っても何をしたらいいかわからず、逆に農家の人に教えてもらったり そういう観察時期の後、そろそろなんかやってみるかと思って、池に入ってスタッフと 作業するようになりました。
ブチ: 他の職種にもいえることなのかな。慣れてきたらアクションを起こす
オケ: 共同作業する場合、相手と気持ちが同調してないと仕事は成り立たなくなるからね。相手と分かり合えている、同じ目標に対して納得していることが大切。
ブチ: 最初の1年くらいかな。自分の学んだ技術と実際の現場の技術がちがう。こちらで大学出の学歴の高い人はプライドが高くて、自分の学んだところの技術が一番と思ってて、なかなか話を聞いてくれないこともある日本のやり方を解説しても反応薄かったり。だから仕事もうまくいかず互いのやり方を理解するのにはかなり時間がかかりましたね。日本では考えられないようなこちらなりの技術があったり、しかもそれでもある程度結果出せちゃったりすると何が正しいのかがわからなくなりましたね。「おれの技術・知識いらないじゃん」と虚しさを感じたこともしばしばでした。
オケ: 最初は任地のやり方に合わせて、うまくいかなかったときに、こういう方法もありますよ、と。ただ日本からの技術をそのまま伝えることは難しいので、現場に合わせてアレンジしないといけないということですね。では、これまでの話をふまえたうえで、これからの活動について話してください。養殖という活動において、今後の課題やこれからやろうと思っていること、など
マユ: 今考えているのは、オニテナガエビの種苗生産の充実と、鯉ヘルペスに関する研究の2点。オニテナガエビについては、同じブンクル市内のプロバイという場所にオニテナガエビのプロジェクトが入り予算が下りているので、そこへの技術移転のために手伝いに行けたらなぁ・・・だけど後1ヶ月ぐらいだから・・・。オニテナエビは大きくなってからは淡水でも平気だけど孵化後は汽水じゃなきゃダメで、そこはウチよりも海水を取りやすいから、そこで種苗生産をして稚エビを私の配属先に持ってきて大きく育てる、と。そうやってオニテナガエビを活発化?振興させたい。鯉ヘルペスについては、耐病性を獲得するために今F2(注9)まで取れてて、ターゲットはF4。それが目標だけど私は最後までいれないんで、スタッフに言っておこうと思ってるヘルペスに強い魚なんてのができたら、それは大きな成果だから、夢・・・なのかな。
オケ: でも、残り任期が少ないから結果を最後まで見れないよね。スタッフに申し送りとかしていくの?そういう申し送りをちゃんと受け入れられる体制はできてるの?
マユ: すでにミーティングとかはしてて、絶対はずせないポイントはこれとこれ、みたいに4点ぐらい挙げて、それ 以外は向こうのやり方にまかせる、というふうにした。そのミーティングのときに相手は「OK,OK!、あんたの夢は俺たちに任せろ」みたいなコメントが返ってきて、「お?大丈夫かな」って思った。
オケ: へぇ~ すごいじゃん
マユ: でも、それが「PURA PURA OK」みたいな。その後のやり方見てたらぜんぜん違うことやったりして「前教えただろ?」っていう感じで、まだわかってなくてちょっと不安なところもある。でも、もしその返事が本気だったら、私は、彼らはできると思いますね。
オケ: 今までいい人間関係を作ってきた成果だよね。それは。
マユ: うーん、でもPURA PURAかなぁ・・・
オケ: いや、PURA PURAだったとしてもそうでなくても、「OK-OK-俺たちに任せろ」って言うってこと自体がすでにいい人間関係にあるってことだよね。それにうちらってずーっと彼らについていられるわけじゃないしね
マユ: そうだね。専門家の方が言ってたんだけど、専門家でも協力隊でも技術協力っていうのは、日本から桜の苗木を持ってきてそれを植えて開花させるために何年かは指導できるそれが開花するまで見届けることもできるかもしれないけど、いつかは終って帰っちゃうんだし、そのあとにその桜がドリアンとかランブータンになっちゃったら意味が無いっていうか、そのあともずーっと桜が咲くようでなきゃダメなんだと。それが本当の技術協力ってものじゃないかって。成果だけを求めるのであれば、自分が全部やっちゃえば早いしデータとかもちゃんとしたものがとれたりするんだろうけ、それじゃ相手側に甘えとかもでるだろうし、自分で考えなくなるし、それは本当の意味での技術協力では無い、と。
オケ: うん。ブチは?
ブチ: そうですね、取り敢えず、3本柱のアワび、ハた、オゴノリはこのまま続けていくとして、今の段階ではまだまだだと思うけど、これから伸びると思いますよ。あとは、それ以外の魚種をいろいろ試してみてその中から何か芽が出れば、と。とにかくいろんなものを試してみてそこからウチだけの特産、というものができればいいなと思ってます。で、今僕はちょっと水槽を借りてカニとナマコの飼育試験をやってますし、これからはタツノオトシゴなんかも面白んじゃないかなと思います。カニの飼育試験ていうのはペットボトルに穴を開けた小さな水槽を作って、それを大きな水槽の中に入れるというものなんですが、それは、共食いしちゃうヤツとか、1匹あたりの単価が高くて1匹ずつ飼いたいヤツなんかにも応用できるな、と思ってたんですが、それをウチ所長が見て「これはロブスターに応用できる」ということになって、近じか飼育試験を行う予定ですこういうふうに、いろんなことを試してみて、そこからなんか芽が出て何かにつながっていけばいいかな、と思いますね。
オケ: そうか。じゃあ、帰国寸前まであらゆることを試してみて、って感じ?
ブチ: そう、まだ何に結びつくかはわからないけど、結果を急ぐんではなくて、やれるだけのことをやってみよう、と。
マユ: そうだね。結論は・・・「養殖隊員に2年は少なすぎる」ってことだ。(笑)
オケ: 最初から延長を前提に入れてなきゃダメなのかね。
マユ: うーん、やっぱり2年は少ないよー。あ、でも結果は求められてないからいいんだ。でも楽しくなっちゃうとねー・・始めの半年は状況見たり言葉や環境に慣れたりして終っちゃうでしょ、で、正直言って、私が楽しくなって必死で仕事し始めたのは、ホントにここ後半の半年ぐらいだからね。
オケ: まぁでも、結果を出そうと思ったら2年ってやっぱり少ないかもしれないけど、結果ではなく、ブチがさっき言ってたような「きちんと整理整頓しましょう」って言い続けることだって大事なことだしね。それが無かったら、いろいろ試してうまくいったものも定着しないってことだからね。
では、じゃあ最後に、帰国後は?何かやりたいこととか。
マユ: え?うーん、無いなぁ・・・。
オケ: え?無いの?何しようかなとか考えたりしない?
マユ: 考えない、っていうか見えない。でも、人は誰でも“光る権利”を持っていて、でも生まれた環境だとか色んな要因で一人じゃ光れない人っていると思うんですよ。そういう人が光れるようにサポートをしてあげられる人になりたいって思うし、それができれば、自分が生きてて意味があるって思えるんですよね。協力隊への参加もそういう理由だったし、その手段が、水産学部に入ったからたまたま養殖だったってだけなんです。だから、日本に帰ってからも、どうしても水産関係でとか養殖業でとか言うのは無いですね。だから、見えないんですよね。私、今までは高校時代には大学に通っている自分が見えたし、大学時代は協力隊に参加して生き生きしている自分が見えたんだけど、今回は見えないんですよね。死ぬのかな??(笑)
ブチ: でも見えたらおもしろくないんじゃない?天啓を待つしかないんだよ。いいんじゃない?本当に何にもやりたいことが無くて見えないんじゃなくて、ある程度は見えているんだけどそれをどうすればいいのかと悩んでるうちはまだいいと思う。いや、非常にいいんじゃないですか。僕はまだそこまで高尚なイメージはないな。絵をだらだら書けたらいいな、とか、魚だらだら飼えたらいいな、とか(笑)。オレはやりたいことがいっぱいあって、大学の研究室で魚の研究を続けてもいいしどっか会社に入ってバリバリ仕事しても良いし。
オケ: いわゆる“国際協力”とか、そういう分野では?
ブチ: あーそれは無いですね(笑)
マユ: 私は小さい頃からインドネシアに住んでたっていうのもあるし、語学もね、せっかくここまで話せるようになったんだから、次の仕事も何かインドネシアに関わりたいっていうのもあるかなぁ協力隊員として僻地みたいなところに行かされたからこそ語学もここまでになった、というのもあるしね
オケ: そうだね。でも、もしこれから国際協力の分野で働こうと思ったら、やっぱ英語じゃない?前回のティダアパにチコさんが、これからはインドネシア語なんてまぁ~ったく役に立ちませんて書いてたよね。
ブチ: ホントにこれからは英語ですよ。ウチに見学に来る人の半分以上は英語で話しかけてくるからね。僕ははっきりいってあまり英語はできません。だからまず「アイ キャント スピーク イングリッシュ」って言ってから話し始める。(笑)
オケ: いやー言葉って大切だよね。やっぱり国際協力という分野においてはこれからは英語ってことだね
ブチ: 国際協力に携わっていきたいかは別として、協力隊員として英語に触れる機会も多かったから英語を少し勉強してもいいかな、って思いましたね。できたらいいなって思います。2ヶ国語3ヶ国語の話す人なんてここじゃ当たり前でしょ。うらやましいですよね。
オケ: そうだね。ま、これからどんな仕事をするにせよ、英語は必要だってことだ。
マユ: じゃ、結論は「英語は必要だ」ってことだ(笑)。
ブチ: 養殖とは違うところに結論が出ちゃったなぁ
オケ: いや、でも協力隊員として海外で働いてみたから得られた感想ってことかね??
--------------------------------------------------------------------------------
注1-種や苗(卵や仔稚魚)を人為的に量産すること。
注2-日本でも大被害の出た主にコイに感染して死に至らしめるウィルス症。
注3-飼育が容易になるサイズまで成長した稚魚を購入し、食用(出荷)サイズにまで育成すると
注4-スズキ目ハタ科魚類。日本では高級魚のキジハタが有名。非常に美味しい超高級魚。
注5-漁協に販売する各魚介類の種苗を生産するセンター。国営、民営両方ある。
注6-2種類以上の魚介類を同一所で養殖する方法。
注7-養殖業は基本的に24時間勤務体制でなければならない。
注8-感染しているが症状がない、もしくは軽い個体はその病気に対する耐性を持っている。このような個体を掛け合わせてヘルペスに耐性を持つ系統をつくる。
注9-遺伝学では「親」をF,「子」をSで表記する。