パレンバン 食べ物編(1) |
インドネシアは広大な土地と、多くの島から成り立っている国です。そのため、どの地域でもご当地料理というのが存在します。日本で有名なインドネシア料理は「ナシゴレン(チャーハン)」、この名前は誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
インドネシアに一度行ってみると、ご当地料理が実に多いことに驚かされます。遺跡や国立公園や海を見に行くのもいいですが、おいしい食事を堪能しにインドネシアに来てもおもしろいかもしれません。
さて、私の住んでいるパレンバンは、どんなご当地料理があるのでしょうか?
地元の人いわく、パレンバンには観光地はないけれど、食べ物なら他の地域に負けない!とのこと。
さて、あなたも気になってきませんか、パレンバンの食べ物って何でしょう。
まずは、ピンダン・イカン・パテン(川魚のスープ)。スマトラ島を流れる広大なムシ川で獲れる魚を使った料理。味付けは、タイ料理のトムヤンに似たスープで、生姜などの香辛料がきいていてこくのある味わいの中にもさわやかな風味の広がる一品。ごはんがすすむ一品でパレンバンに来たら試してほしい味です。日本人のお口に合う味付けです。(値段はご飯と野菜がついてRp.15.000~Rp.30.000)
*ピンダン・イカン・パテン(Pindang Ikan Patin)
次は、ミッチェロール(Mie Celor)。インドミー(インスタントラーメン・インドネシア大手の会社)からも、ご当地ヌードルとして、ミッチェロール味が発売されていて、インドネシアの中でもご当地ヌードルとして市民権を得ている味です。味付けはカルボナーラのような濃厚な味わいがベースになっていますが、その中にココナッツミルクが入っているのでさらに奥深い!麺は太麺でソースとの相性が抜群!!ゆで卵とエビのトッピングがついていて、そのトッピングが風味をよくしています。街なかではどこでもみかけます。
*ミッチェロール(Mie Celor)
どちらも街なかでよくみかける食べ物ですが、地元の人ならきっと行きつけのミッチェロール屋さんや、ピンダン・イカン・パテンのお店は持っているでしょう。パレンバンについたら、タクシーの運転手に聞いてみるのもたのしいかもしれません。もちろん私も行きつけのお店の一つや二つは持っています。
さて、次回もご当地のパレンバンの食べ物続きます。