パレンバンでの生活 |
さて、パレンバンの人たちは私が日本人だとわかると、「アンペラ橋」のことを教えてくれます。「アンペラ橋は日本人が作ったんだよ。」と。戦後賠償金で作られたこの橋はパレンバンのシンボルとなっており、橋の周りは地元の人々や観光客でいつも賑わっています。
また、パレンバンといえば「ペンペッ」です。魚のすり身からつくられたこの料理は、パレンバンの名物となっており、市内にはたくさんのペンペッ屋さんがあります。わりと日持ちするらしく、おみやげとして買って帰る観光客も少なくありません。もちろん、家庭料理のひとつでもあります。
最後に、私の勤務する「メソジスト外国語大学」についてお話しします。メソジストは幼稚園からの一貫校です。大学は日本語学科と英語学科からなっており、日本語学科の学生数は約20名、教師数は6名とこじんまりとしています。ちなみに同じ敷地内に幼稚園、中学校、高校があるため、子供たちのはしゃぐ声が響きわたり、授業中声を張り上げないといけないということが多々あります…。
2年間、この大学で日本語を教えていくわけですが、ネイティブとして何ができるかまだまだ模索中です。