インドネシアの観光専門学校 |
今回は赴任先の学校の紹介をします。
国立の観光専門学校はインドネシアに4つあり、そのうちの1つが赴任先のマカッサル専門学校です。マカッサルの中心から車で約20分、緑に囲まれた静かなキャンパスです。町のはずれにあるため、公共のバスはなく、私は学校のバスで通っていますが、生徒のほとんどはバイクで通っています。
広いキャンパスの中に生徒は約800人、講師は約100人。設備は各実習室、寮、コンピューター室、各教室冷房付など、そしてWI-FIも飛んでいます。協力隊の中では生活に恵まれているほうだと思います。
学科は3年制のFood Production Management(調理科)、Food & Service Management(レストラン科)、Rooms Division Management(ホテル宿泊科)、Travel Management(旅行科)、4年制のTourism Management(観光科)、Hotel Administration(ホテル経営科)、今年から設立されるMICE and Event Management(コンベンション、イベント経営科)があります。
、筑前煮、味噌汁、お新香、揚げ出汁豆腐のセットメニュー。日本料理のときは食べ方のマナー、箸の使い方など教えます。日本料理のほかに西洋料理、中華料理、インドネシア料理、などを学びます。
レストラン科の実習授業 調理科で作られた料理をお昼レストランで提供。学校の先生や外部のお客さんに対し接客から料理の説明まで全て英語、日本料理のときは「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」など簡単な日本語も教えています。
ホテル宿泊科の授業 何してるの?って聞いたら「IKEBANA」とのこと、こちらでも日本語の生け花という言葉を使います。他にホテルのフロント、コンセルジュ、ハウスキーピングの方法など学びます。
旅行科のガイドの実習授業 市内の遺跡を英語でガイドしながら案内します。移動中のバス内でもお客さんを楽しませ方、観光案内をします。他にチケット予約、ツアーのプランニングなどの方法などを学びます。
観光科の実習授業 旅行科とは違いガイドはせず、管理人などに施設の概要などをインタビューして回ります。その他、観光史、エコツーリズム、観光地理など学びます。
ホテル経営科の授業 この日は、メイクアップの特別授業。調理科、レストラン科、ホテル宿泊科の授業を半年間ずつ受けホテルに関しての広い知識を学びます。会計学、マーケティングなども学びます。