おじさんおばさんのおかげです |
活動任期も残り3ヶ月ですが、いまさらながら中間号をお届けします。
私は栄養士という職業柄、「食」に大きな関心を寄せています。
インドネシアには日本では見かけない食材もいっぱいあります。好きな味つけも違います。
インドネシア料理やお菓子は、左のタグより「インドネシアの食べ物」をご覧くださいね。
今日は、活動の話でも食べ物の話でもなく、近所でお世話になっている「食」に関するおじさん・おばさんを紹介したいと思います。
まずは、ザ・職人!な金物屋のおじさんとその方から購入したおろしがね。
1個2,000ルピア(約20円)。 職人
おろしがねはココナッツをすりおろして、ココナッツミルクを作るのに重宝しています。
つづいて、市場のちょっとしたおやつの材料売り場のおばさん。通り過ぎようとすると、「はぁ、うちのコに本を買ってあげたいの」なんてことをいいます(ジョークなので放っておきます)。黒いこんにゃくのようなものはチンチャオ(仙草)から作ったゼリー。右の写真のようにシロップに浮かべておやつにします。
この貫禄たっぷりなおばさんは、おいしくてボリュームたっぷりのペチェルを作ってくれます。かつて他の島から遊びに来てくださった先輩隊員を案内したとき、ドン引きされたくらい汚い店です…が、おいしいの。マタラム市にあるマユラ庭園内にて。ペチェルは茹で野菜のピーナッツソースがけ。
最後に男性を二人ご紹介します。
道端でみかけると呼んでしまうのは、バナナ売りのおじさん。バナナのほかにピーナッツやさつま芋も、ぜんぶ茹でて売っています。バナナは加熱に適した種類のものがあり、茹でたり揚げたりして食べます。ちょっと小腹がすいたときにほっとするおいしさです。
左はキャッサバチップス売りのおじさん。この人からもよく買っているので、会うと「今日も買ってきなよー」と声をかけられます。そしてまんまと買ってしまう私…。おじさんの思う壺ですね。
まだまだ紹介したい人々はたくさんいます。お米を作ってくれる農家の方々、うちわをせっせと仰いでサテ(串焼き)を作っている人、イスラム教徒の多いロンボクでひっそり豚肉料理を提供するヒンズー教の人などなど。
食べ物大好きな私はつい食べ物ばかりに目を留めてしまいますが、いろいろな人の手をわたって食べ物が私のところまでやってくるんですよね。おじさん、おばさん、いつも楽しい会話とおいしいごはんをありがとう。
おかげで今日も元気に活動できています。