南スラウェシ州「野菜を食べようキャンペーン」(第1号) |
南スラウェシ州には、保健・栄養・野菜栽培・料理・教育など様々な職種の協力隊員が活動しています。
南スラウェシ州の各県は、ほとんどが海に面しており、一般の家庭料理は、ご飯(米)と魚が中心です。そのため、野菜を食べる習慣がなく、栄養の偏った食事をしていることが多いと感じています。
そこで、各隊員がそれぞれの専門分野を生かして協力し合い、大人も子どももおいしく野菜を食べて健康生活が送れるようにキャラバン(各地を回りながら野菜の講習をおこなう)をすることになりました。
今回は、教育系隊員が活動するタカラール県の紹介をします。
タカラール県は、マカッサル市から南へ車で約1時間半のところに位置しています。
町の中心地には、県行政のコンクリートの平屋があります。しかし、一歩でも裏道に入ると、田んぼ・畑が広がります。家々は、木でできた高床式で、乾季の暑さ・雨季の洪水どちらも快適に過ごせる伝統家屋です。