スラウェシ島北部、ゴロンタロ情報 第2回 【食べ物】 |
スラウェシ島北部にあるゴロンタロ州で活動する青年海外協力隊員です。
前回に引き続き、ゴロンタロ地域情報をお楽しみください。今回は食べ物編。
ゴロンタロの郷土料理として有名なのがミル・シラム。トウモロコシのあっさりスープです。魚をほぐしたものやネギ、ハーブ、ココナツなんかも入っており、お好みで塩やケチャップ・マニス(オイスターソースのような甘いソース)、サンバル(唐辛子の調味料)などを入れます。一杯5000ルピア(約50円)くらいですが、学校の食堂などでは3000ルピア(約30円)ほどで食べられます。私はいつも塩のみを入れて野菜の味を楽しみます。ミルシラムは日本人に好まれる味だと思います。
その他、ゴロンタロ料理ではないけれどゴロンタロ隊員がよく食べる、普段の食べ物はこちら↓
まず、南スラウェシ州の州都マカッサルで有名な「チョト・マカッサル」。牛肉や牛の内臓を煮込んだスープです。こってりですが味付け自体は薄めになっているので、テーブルの上の調味料を適当に混ぜて味を調えます。
お勧めはやはり塩のみを入れること!マカッサルのチョトよりも、ゴロンタロのチョトのほうがなぜか美味しい気がするのです(独断)。ぜひ食べ比べてみてください☆
写真のチョトはゴロンタロ県のお店のもので、一杯10,000ルピア(約100円)。 豚骨ラーメンのスープに似ており、なんだか懐かしい気持ちになります。
次は、インドネシアではお馴染みの「ナシ・クニン」(ナシ=米・クニン=黄色)。インドネシア全土で食べられている味付きご飯。ウコンで黄色くなっています。
写真はライスヌードルがちょこっと乗っているもので、学校や道端の食堂で3000ルピア(約30円)。お店で食べないときは、こうして油紙で包んで持って帰ります。
次は、職場の会議などで必ず出てくる「ナシ・コタック」(コタック=箱)。お弁当です。
予算がなくたって、食事とお菓子、飲み物にはケチケチしないインドネシア(^^)
写真は、お米と油たっぷりのカンクン(クウシンサイ)炒めと揚げ魚、そして、ゴロンタロでよく出てくる「ダブダブ」と呼ばれる辛味です。
最後は「サテ・カンビン」(カンビン=ヤギ)。ヤギ肉の串焼きです。私は辛味などは付けず、そのままの味を楽しんでいます。
ゴロンタロ名物ではないのですが、ゴロンタロ市にはサテ・カンビンの美味しいお店があるんですよ(^^)
1番最初に紹介したミルシラムはゴロンタロであればどこでも食べられますので、ぜひお試しください。油料理が多いインドネシアでは信じられないくらいサッパリとした栄養満点のスープです☆
ゴロンタロ特集、次回は「乗り物編」。お楽しみに(^^)