ジョグジャの「ラ|メン」屋さん |
あなたが好きなラーメンの味は何ですか?
ブログをご覧の皆さんこんにちは。ジョグジャカルタ市環境局で働いている20年度2次隊の環境教育隊員です。最近、体調を崩しました。熱は38度、動けなくはないけれどもしんどいレベルで、この中途半端な熱にクリスマスを含めて6日間うなされていました。開発途上国で、しかも一人暮らしで発熱するのは本当に心細く、怖いものです。
脱水症状にだけにはならないよう、がんばって自力でポカリスエットを買いに行きました。すると、その近くに「ラ|メン」と書かれた残念なラーメン屋が開店していました。
興味深々。ジョグジャカルタには日本料理屋はほとんどありません。物は試し。ふらりと入ってみると、お箸・レンゲ・お醤油・七味が置いてあり、結構頑張っています。鶏肉・牛肉・卵・海鮮などのラーメンがあったものの、最初なので「オリジナルラーメン」というのを頼んでみました。麺はローカルか輸入か、醤油か味噌かを聞かれました。おお、すごい。こだわっている。輸入って、どこから輸入しているのですか?と尋ねてみると「Dari Jepang.(日本です)」とのこと。せっかくなので、輸入の麺で味噌ラーメンを選びました。
お味は・・・懐かしい昭和の味。やさしい味です。海苔がのっていました。茹で野菜も採れるし、油っこくなく、麺もおいしい。具合が悪い私には特にニーズに合っていて、かなり助かりました。オリジナルラーメンはRp. 10,000(約100円)、いちばん高い海鮮でもRp. 18,000(約180円)なのでお財布にもやさしいです。経営者はインドネシア人だそうで、ラーメンを作っている人たちもお客さんもインドネシア人です。ジャカルタのとんこつラーメン屋さんさえもインドネシア人で混み合っているし、最近日本のラーメンがインドネシアでにわか流行なのかもしれません。
( ※ 日本のアニメ「NARUTO」はインドネシアでも人気で、その主人公の好物としてラーメンが登場するため、インドネシア人はそこから日本のラーメンを認識したようです。これと同様、ドラえもんの「どら焼き」も認知度は高いです。 )
ちなみに、私が好きなラーメンの味は「塩」です。いつかこのラーメン屋さんにも塩ラーメンを作ってもらえないか頼んでみたいと思います。そのついでに「ラ|メン」の間違いも指摘して日本語教育をしたいと思います。
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