19-4 村落隊員活動 |
要請書では、この村で行われているLabsiteプログラム(貧困削減・村おこし)の評価と見直しが私の役割であったが、既にこのプログラムはなく、新Labsiteプログラムとして、アボンイカン(佃煮のようなもの)、クルプックイカン(魚のスナック?)を作るイブイブ(お母さん達)のグループが2グループずつ作られ、道具、材料も揃い、後は作る練習を行うだけというところまで来ていたが、村長さんのお父さんと配属先の所長の意向が合わず、立ち消えとなった。本当なら、私は、この4つのグループのうちの1グループの活動を支援する予定だったが、それも立ち消えとなった。なので、相変わらず、カウンターパートもおらず、一人きりでの活動が続いている。
現在は、不定期に講習会のようなものを行っている。カディン村では、多くのイブイブが油を作っているので、その延長線上で、日々使う石鹸を作ってはどうかと、石鹸を作ってみた。これは見事に失敗したが、ろうそく作りは、好評だった。作ったその日にちょうど停電となり、早速、作ったろうそくを使ったのだが、よく光り、「いいよ~!!」と言ってもらえた!
今後、石鹸作りのリベンジ、グラメラ(黒砂糖)作りに挑戦しようと考えている。また、おみやげ屋をやりたいというインドネシアの方がおり、そこで売れるようなちょっとした小物(携帯ストラップ、ミサンガ、アクセサリー等)を村で作れたらいいなあと思っている。また、子供たちの食生活・健康面が気になっていて、手洗い・歯磨き・爪切り講習・栄養のあるインスタントラーメン作り大会・栄養のあるお菓子の講習会の開催を考えている。
↑黒砂糖