インドネシア語の「音」 |
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(1) loh, lho (ろっ)-驚き(文頭): "Lho, sudah di sini!" =わっ、君もう来てたの!
-お知らせ(文末): "Saya tidak bawa uang, lho!" =僕お金持ってないよ!
(2) kok (こっ)-驚き、疑問: "Kok belum berangkat?" =なんでまだ行かないの?
(語源は"kenapa(=何故、どうして)"で、短縮されて言い易い形になったようです)
(3) sih (しっ)-頼む: "Jangan ribut, sih!" =静かにしてよね!
-請合う: "Matematika sih, sulit" =数学は難しいよね!
-責める: "Anda sih!" =君のせいだよ!
(4) deh (でっ)-了承: "Lima ribu? Ambil deh!" =5000ルピア? OK、持って行きな!
-誘う: "Makan deh!" =おいで、食べようよ!
-請合う: "Enak deh!" =おいしいよ!
-最近の流行語(?): "Capek deh!" =もー、やめてよ!(子ども、若者がよく使っている)
(5) lah (らっ)-やわらかい命令(動詞とともに): "Kerjakanlah soal ini!" =この問題を解きましょう!
-強調(名詞・形容詞とともに): "Inilah!" =これだ!
-諦め楽観: "Tidak apa-apalah." =まー大丈夫でしょう。
(6) nah (なっ)-強調: "Nah, betul kan?" =ほらね、そうでしょう?
-説明口調: "Nah, begitu caranya" =ほうら、こうするんだよ。
(これを得意そうな顔で言われると、なんだか癪に障ることもたびたび…)
(7) eh (えっ)-訂正・困惑: "Junko, eh, Yuko." =じゅんこ、じゃなかった、ゆうこ。
-呼ぶ: "Eh, Yuko." =おい、ゆうこ。
(あまり丁寧でないので使わないほうがいいらしいのに、日本人の癖でよく出てしまいます)
(8) yuk (ゆっ)-誘う: "Makan, yuk!" =さあ食べようよ!
(9) nih (にっ)-誘う: "Lapar nih! Ayo makan!" =お腹すいたでしょ、食べようよ。
-「これ」: "Siapa nih?" =あなたどなた?(ラジオ司会者が聴取者と電話で話すとき、名前を聞くのによく言っている)
(10) toh (とっ)-確認(ジャワ語): "Ini toh?" =これでしょ?
(授業中、指名されて前に出て行く前の生徒によく言われます。これ合ってるよね、ね?、と不安そうに。。)
(11) yah (やっ↓)
-語尾を下げて、諦観: "Yah, apa boleh buat..." =ああ、仕方ないね。
(12) oh (おお)、ah(ああ)-驚き、恐怖: "Ah, takut." =ああ、こわい。
(13) dong (どん)-請合う: "Iya, dong!" =そりゃそうさ!
-頼む: "Jangan marah, dong!" =おこらないでよお。
-「理解」(ジャワ語): "Dong ora?" =わかった?
(以前、"Do~ng!"を多用した結果、周りの人に男おんなだと思われた隊員がいました)
(14) anu (あぬう…)
-時間埋め: "Anu..." =あのう…
-名前を忘れてしまったとき用、「あれ」: "Minta anu." =あのあれをちょうだい。
(大変便利な上に、親しみが持てる言葉です、日本に帰ってからも使ってしまいそう)
(15) aduh (あどぅ)-痛い瞬間に: "Aduh!" =あいててて!
-苦情: "Aduh, PR banyak sekali!" =うわあ、宿題多すぎ。
-ほめる: "Aduh, cantik!" =まあきれい!
(16) astaga (あすたが)-愕然: "Astaga..." =なんということだ…。
(あまり使っているところは見かけませんが、それだけに、聞いたときはきっと本当の非常事態。。。)
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私の周りにあるものを並べてみましたが、さっぱりまとまりません。時代、地域、世代、現地語の影響などでニュアンスはどんどん変化していきます。全部一回ずつくらいは使ってみたいけど…咄嗟に出るのは「ya」ばかりです。。