ロンボク島ってどこ-その2- |
活動の紹介とインドネシアの印象
配属されてすぐは、州環境管理局の管轄下であるロンボク島内の
各県・市の環境局を訪問し着任の挨拶とグリーンスクールへの訪問をおこなっていました。
と同時に島の環境・廃棄物の現状調査として
ゴミ収集車同乗・TPA見学、その他ビーチクリーン・
市場クリーンアップ調査等に参加していました。
そうしている内、あっという間に断食が始まりました。
事務所も大半はイスラム教徒
。断食をしている人々の前でものを食べることはしたくないので、
事務所の後ろや個室でクリスチャンやヒンドゥー教徒の職員と
こっそり水を飲んだり果物を食べる日々がひと月続きました。
断食中はイスラム教徒の結束が固まるといわれますが
、非イスラム教徒の結束も固まったようです。
断食はイスラム教徒の暮らす国ならではの体験でした。
インドネシアの人々は日本人よりも自然に知らない人同士で話始めたり、
にこにこして冗談好きという印象です。
素朴なギャグやおちゃめな言動で笑いのツボにはまる事も多々あります。
断食中は日没後の食事によく呼ばれたり、
断食明けの大祭には親戚を回る行事に招待してくれたりしました。
近年地域・親戚とのつながりも薄くなってきており、
個人個人で生活しがちな日本と違って、
家族・隣人の繋がりが自然にそこにあるという感じでした。
そろそろ4か月目に突入していく現在。
断食明けから急に忙しくなってきました。
学校巡回も本腰を入れてこなしていきたい所です。
裏紙を使い封筒を作る配属先のエコな職員
下宿先でコンポスト作成・安価な竹カゴバージョンの試作