平成20年度3次隊 野菜隊員(スラウェシ島タカラール県) |
主に、トウモロコシ、空芯菜、ヒユナ、トウガラシ、十六ささげ、ナス、スイカなどがある。
【配属先】 タカラール県農業事務所 (写真下:タカラールでよく見られるトウモロコシ畑)
最近のタカラールはひどい雨季です。なので事務所にひきこもり肥料作りなどのパンフレットを作成したり、時々晴れ間をみてはカッパを着て自転車に乗り巡回の日々です。
これまで有機肥料作り、有機野菜栽培の指導をしてきて、ここの農家さんたちは有機農業に対しての知識はまだまだですがやろうという興味はとても感じます。
これが興味だけで続かないこともあり、例えば一度有機肥料作りを学びたいから一緒に作り、そして次にもう一度自分で作ってみるということが無いということ。(写真左:有機肥料作り)
しかし、そういう中興味だけで終わらず学んだことを自分の農業に取り入れ、続けている人もいます。そして、「作物の出来がいいよ!」と言われると、うれしくなります。これから少しでもこういった人を増やしていけるよう、農家さんたちとコミュニケーションをとりながら何を欲しているかなど聞き入れ、残りの活動をしていきたいと思います。
b>最近の農家さんとのコミュニケーションで
おもしろかった事!!
ショウガ科作物探し☆ インドネシアにはたくさんのショウガ科の作物があり、ウコン(Kunyit)、ショウガ(Jahe)をはじめ、バンウコン(Kencur)、大ガランガル(Lengkuas)、インドネシア春ウコン(Temurawak)などたくさんあります。
(写真右:ランプヤン【ショウガ科】の花。ここでは茎は調理して食べられる)
これらをはじめて見た人は見分けにくく、農家さんに見分け方を聞いてみると、葉やにおい、花などで見分けられるとのことです。確かににおい、葉の広さ…とそれぞれ違います。日本にいたら、ウコンはほとんど既製品でしか見受けられないのですが、ここにいるとそれ以前の生育時も見れます。(写真下:左=コショウ 右=カカオ)
だから逆にここで私はたくさんのことを学んでいます!
そして、そういった関わり合いが本当に楽しく、これからもインドネシア生活を楽しんで活動していきたいと思います。
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※ 過去の農業系隊員の記事 ※
◎H12年度1次隊 花き隊員(2001年4月1日掲載分)スラウェシ島ゴワ県配属
◎H14年度2次隊 花き隊員(2002年2月1日掲載分)スラウェシ島ゴワ県配属
◎H16年度1次隊 野菜隊員(2004年1月30日掲載分)スマトラ島ボンティアナック市配属
◎H20年度1次隊 野菜隊員(2008年12月22日掲載分)スラウェシ島マロス県配属
◎H20年度1次隊 野菜隊員(2009年9月30日掲載分)スラウェシ島マロス県配属
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